RHODIAの紹介
この世で一番シンプルな、ブロックロディアにペンホルダーをつくる方法です。
まずは、ロディアって何?と思われている方のためにちょっと紹介。
メモパッド、ノートブックなどを中心に製造するフランスの文具メーカーです。
1934年にヴェリヤック兄弟社がメモパッドを含むすべての製品の商標を「RHODIA」としました。
トレードマークの2本の木は紙の原料である「木」と、アンリとロベールの二人の兄弟の「絆」象徴するものです。
https://www.bloc-rhodia.jp/index.html#about
多くの製品の中で、ブロックロディアが特に有名で私もNo.12を愛用しています。
ブロックロディアの良いところ
1.ポケットへの出し入れを繰り返してもヘタラナイ丈夫なところが良い。
(撥水加工がしてあるため、よごれ難くヘタリにくい。)
(ツバメノートのThinkingPowerメモ帳を使っていましたがRHODIAと比べるとヘタリも早く汚れが目立つ。)
(ThinkingPowerは決して悪い商品というわけではありません。いずれご紹介しますがノート類は使いやすいです。)
2.表紙を折り返し左手で持ったときのしっかり加減がちょうど良い。
(裏表紙とメモ部分のあいだに、厚紙が仕込んである。)
3.単純に、デザインが気に入った。色が派手なので発見しやすい。
改造のきっかけ
しばらく満足して、ブロックロディアを使っていましたが不満な点がでてきました。
「ペンホルダーが無い!」
「ペンホルダーが欲しい!」
メモ帳ですから、瞬発力が大事です。
いざというときにメモ帳はあってもペンが無ければ何の役にもたちません。
ブロックロディア専用のペンホルダー付きのカバーを検索しましたが、革製のものは値段が高いしビニール製はチープで使い心地も悪そう。
そもそも、デザインが気に入っているのでカバーをするとそれが見えなくなる。
そこで考えついたのが、これです。
クリアファイルを利用して作ってみました。
しかし、これはイマイチ!
ペンの重みで鞄やポケットに入れたときズレやすい。
ポケットに逆さにして入れることが多いので、印の部分が引っかかりやすい。
シンプルな方法
「ロディアにペンホルダーをつくる」で検索してみたら、すでに考えついている方がいらっしゃいました。
pen-infoさんというHP
http://www.pen-info.jp/rhodiapenholder.html
例としてあげていらっしゃるペンが、わたくしも愛用する「カランダッシュ849」ではないですか。
pen-infoさんに感謝しつつ、簡単そうなので作ってみました。
要は、パンチで穴を開けてそこにペンを差します。
ベストな位置はここです。
いちばん抜き差し、しやすいです。
このあたりですと、使えなくはありませんが少しやりづらいです。
余計なものは何もなく、非常にシンプルですぐつくれる。
ポケットの出し入れも予想外にスムーズで、クリップさえ通ればペンの太さも自由。
なかなか良いです。
更なる工夫
しかし、鞄に入れて出そうとしたときペンがズレて他のモノに引っかかりそうになり、気を使う場面がたびたびありました。
そこで、ひと工夫しました。クリップの先端の押さえの位置に、もう一つ穴を開けたのです。
これで多少ちからを入れて振ってもズレなくなりました。
使い勝手としても理想に近いもので大満足。
さらに安定させるためゴムひもを回してみました。
完璧です!
このアイディアと素材は、トラベラーズノートから頂きました。https://www.midori-japan.co.jp/tr/blog/
https://www.tfa-onlineshop.com/SHOP/108192/list.html
まとめ
この方法なら、ブロックロディアすべてのサイズで使えると思います。
pen-infoさんの様に1穴のパンチの方がつかいやすいですが、2穴式でも斜めにすれば何とかなります。
持った感じ、使い勝手ともに最高です。
「RHODIA」のデザインも損なわずに楽しめます。
耐久性も問題ありません。
すでにブロックロディアを使っていたり、使ってみようかなと思っていらっしゃるなら、ぜひこの方法ためしてみてください。
(前掲のThinkingPowerメモ帳に、穴を開けて試しました。表紙の耐久性に少し難あり、補強すれば使えそうです。)
おしまい